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家族信託の活用事例 ユーザーインタビュー vol.5

家族信託 活用事例インタビュー記事

ファミトラで家族信託をご利用いただいたお客様のインタビュー記事のご紹介です。お客様それぞれの事情によって柔軟に対応できるのが「家族信託」の強みでもあります。

今回ご利用いただいたお客様の事例は、父親の物忘れをきっかけに家族信託を選択されたお客様です。

家族信託の利用を検討し始めたきっかけについて教えて下さい。

きっかけは、父の物忘れが激しくなってきて、今後の資産管理について家族で考え始めたということですね。数年前と比べて、明らかに父の記憶力や体力が衰えてきたなと、歳と共に感じるようになってきていたんです。

家族信託の活用事例 お客様インタビューシーン

そこで、父のお金の管理をしていかないといけないという問題が出てきて「そろそろ先々のことを考えないと」と思い色々調べていく中で、認知症になると口座が凍結されてしまうということを知りました。

「このままじゃいけない、何とかしないと」と思った時、たまたま「家族信託」というワードに辿り着いて調べ始めた感じです。

「あ、こんな制度があるんだ」と思い更に調べていくと、家族信託って資産がすごくたくさんある方が、その一部を子どもに預けて「何かあったらこのお金で自分の面倒を見てね」みたいな内容でやる方が多いように感じました。

でも、うちの場合は状況がちょっと違っていて、もともとお金持ちの人のように資産があるわけではなかったので「自分の家族のスタイルとは合わないのかもしれない……」と思ったのが本音です。

ただやっぱり「父のために資産を全部綺麗に使えるようにする」ってことを考えた時、もし今後凍結されてしまうと、介護費用とかが足りなくなってしまうという問題があったので、家族信託をやったほうが良いなと思い、利用を考えるようになりました。

そんな中でファミトラへご相談いただいた経緯についてもお伺いできますか?

最初は、家族信託を取り扱っている司法書士事務所や弁護士事務所を調べていたんです。だけど、そこで頼むとなった場合、色々費用を支払うだけで貯蓄がかなり飛んでしまうということがわかりました。

初期の費用だけで 50万円とか 100万円とか、その金額も資産額によって増えていくので、100万円以上かかってしまう場合もあるようで……。

なので、費用の部分がネックになって改めて「やっぱり資産をたくさん持っている方向けの制度なんだな」という印象を受けました。

そこで「ああ、無理だ、どうしよう……」と挫折しそうになって悩んでいた時に、主人と弟がネットでファミトラさんを見つけたんです。

ファミトラさんを見つけた時「これだったら父の今のスタイルに合うかもしれない」と感じ、相談することに決めましたね。

ちなみに、これまで抱えていた一番のお悩みはどのようなものでしたか?

私は弟と二人姉弟なんですが、うちは子どもが 3人、弟は子どもはいないけど結婚しているという状況でお互い家庭があるので「父のために何かを捻出するとなった時、お金が回らなくなってしまうんじゃないか」ということで思い悩みました。

また私は晩婚なので、これから子育ての大変な時期と介護の大変な時期が一緒にくるんだろうなと思うと、ものすごく不安が大きかったです。


私が結婚した時は父はめちゃくちゃ元気でしたし、お金も自分で管理していたので、親の介護のことまでは考えていませんでした。

正直何とかなると思っていたし、親はいつまでも元気で、常に自分の世話ばかりしてくれている存在だと勝手に受け取っていたので。

家族信託の活用事例 お客様インタビューシーン

だけど、気づいたらもう私は介護をする子ども世代に入ってきて、その中で家事育児をして、子どもの学費も稼がなきゃいけないしって、とにかく考えることがすごく多いんです。もう頭がパンクしちゃって一日では考えられないくらいなんですよ……。

そういう色々な問題が出てくることを考えた時、父のために出せるお金を持っていなかったので、言葉は悪いですけど、迷惑を被られてしまうことのないように、スッキリさせておかないとと思うようになりました。

父も自分も生きてる間に「どうなったら困るのか」とか「こういう場合はこう使うようにする」というお互いの想いをちゃんと伝えて、白黒はっきりさせておくことが大事だと感じましたね。

信託契約を締結するまでの期間を振り返ってみて感じることなどはございますか?

父も弟も私も、それぞれの意向や事情があったので、締結するまでの 3ヶ月間は結構大変だったと思います。泣いたり怒鳴り合ったりとかはなかったですけど、どういう風に分配するとかの話し合いがすごく濃かったな〜って(笑)

家族信託の活用事例 お客様インタビューシーン

亡くなった後のことや、資産のことについて腹を割って話すとなると「意見がぶつかってしまうかもしれない」といった心配もあると思うんですけど、まずはやっぱり「親が何を望んでいるのか」という親の気持ちに耳を傾けないといけないなと感じました。


親だって必要じゃないものを押し付けようなんて思ってはいないはずだから「親が何を求めて、何をしてほしいのか」というところに向き合わないといけないと思うんですよね。

たぶん親は親なりに子どもに向けて考えている想いがあるから、それが何かということを知った上で、子どもの希望だけを伝えるのではなく「これは必要だけど、これは必要じゃないよね」という風に、本当に必要な部分を洗い出してあげることが大切なんじゃないのかな。

ファミトラが信託監督人になるということについてはいかがでしたか?

父は今は文句とか言わないですけど、最初ファミトラさんが信託監督人になると聞いた時は正直「え?しかも年額でお金が出ていくの?」という感じの反応でした。「10年かかり続けると30万円いくのか?」という話もありましたからね。

だけど、それに対して私は「ファミトラさんに頼みたくなかったらそれでいいけど、もし認知症になって本当に資産が凍結されちゃった時、お父ちゃんには成年後見制度しか残ってないからね。成年後見人は裁判所から任命された人だから、管理をお願いする人の指定もできないよ。それに、月に 3万円くらい報酬を支払うことになるよ」という話をしました。

家族信託の活用事例 お客様インタビューシーン

「最低でも月3万円くらい発生するとなると、年間36万円。10年生きたら360万円だよ?信頼できるかどうかわからない人に、月3万円払って管理してもらいたいって思う?」

「ファミトラさんだったら、お金の管理は娘にお願いできて、娘だけど不正がないようにちゃんと半年に一回チェックもしてくれて、それで年間 3万円くらい。何かあった時でも娘が使い込んでいないっていう証明もできて、それを見て自分も安心できるよ」ということも伝えましたね。

そしたら父も納得して「二人(陽子さんと弟様)が選んでくれたものだし良いかなぁ」って(笑)


たしかに「10年かかり続けたとしたら、士業の先生にお願いした時と同じくらいお金がかかるのかもしれない」とも思ったこともありました。

でも主人と「もし長生きしたら、それは嬉しい誤算だったねでいいじゃん」という話になったんです。

損をしたとかじゃなくて、何かあった時に使えるようにするために保険料を支払っているようなものだから……安心料だと思えばそんなに高くないのかもしれないと思っています。

困ったことがあった時も、いつでも相談できるというのは安心できますしね。

家族信託を締結する前と後で、変わったことなどはございますか?

現状、何か大きく変わったことはないんですけど、信託契約を締結したことで、いざとなった時に不動産が動かせなくなってしまうような事態はないんだなって、その心配がなくなったことが大きいですね、本当に。

これは調べ始めたら皆が辿り着く情報ではあると思うんですけど、認知症になってしまうとリフォームもできなくなってしまうんです。

だから、親が賃貸不動産を持っていたとしても、売却できないのはもろん、リフォームや貸し借りができなくなってしまう可能性が高いと聞いて……。

メンテナンスをちゃんとしておけば、親が亡くなった後に賃貸に出すとかもできるかもしれないですけど、もしそれがストップされてしまったら、どんどん老朽化していくのを目の当たりにしながら何もできなくなってしまいますからね。

そういうことを考えると、転ばぬ先の杖として、対策できるうちに家族信託をやっておいて本当に良かったです。

そして、今ふわっと「その時に何とかなるさ」と思っている人は、知識として知っておいた方が良いと思いますね。

わかっていてやらないのは勝手だけど、何も知らなくて資産が凍結してしまうのってかわいそうだと思ってしまうので……。

では最後に、今現在、将来の財産管理などに対して悩みを抱えている方にメッセージをお願いします。

今の時代、晩婚化が進んで高齢出産が多いってことは、それだけ介護の大変なピークと育児の大変なピークが重なってしまう人が多いということだから、ちょっとでも資産が心配だと思う人がいたら、まだまだ大丈夫って思わないで少しでも将来について考えてみてほしいなと思いますね。

私はとにかく資産凍結が怖かったんです。亡くなるまで資産に手をつけられないとなってしまうと、どこまで姉弟間で金銭的にサポートできるかわからないし、先々の色んな可能性を考えた時、手はつけられないけど残っている資産があるっていう状況は厄介だなっていう思いがあったので……。

家族信託の活用事例 お客様インタビューシーン

だから、万が一のことがあった時でも、ちゃんとお金を残しつつ父の希望を叶えられるよう一生懸命考えていた先に、ファミトラさんという選択肢があって本当に良かったと感じています。

20代、30代とかでも、親が60歳を越えてきているんだったら、悩みごとを一個でも減らすためにもファミトラみたいなサービスを利用しておけば良いんじゃないかな。

保険料を支払うと思えば、早くても契約したって良いんじゃないかなって……何と言うか、本当におすすめです!(笑)

資産をたくさん持っている方のインタビューとかを見ると他人事みたいになっちゃうかもしれないですけど、家族信託は本当に色々な家族のスタイルに対応できる制度だから「良い制度ですよ」ということが幅広く広まって欲しいなと思います。

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この記事を書いた人

ファミトラは「人生100年時代のコンシェルジュ」として、認知症による資産凍結だけでなく、家族の老後にまつわるさまざまな課題解決に伴走しています。介護や相続の他、遺言や任意後見・成年後見制度、生前贈与といったこれまでの対策に加わるかたちで、「家族信託」のサービスをあたりまえにすることを目指しています。

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