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認知症が一気に進む原因は?顔つきの特徴や対策法なども解説

認知症 一気に進む原因

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「認知症が一気に進む原因は何だろう」とお悩みの方も多いでしょう。脳への刺激不足や環境の急変などが原因です。

本記事では、認知症が一気に進む6つの原因と対処法について解説します。認知症の種類による進行スピードの違いも紹介しているので、最後までご覧ください。

目次

認知症が一気に進む・急激に悪化する原因

考える

認知症が一気に進む原因には、脳への刺激不足や環境の急変、過度なストレスなどがあります。認知症の進行スピードを抑えるためには、普段から意識することが必要です。認知症が一気に進む主な6つの原因について見ていきましょう。

脳への刺激が足りない

認知症は脳の病気や障害などが原因で認知機能が低下することにより、日常生活全般に支障をきたす状態のことです。記憶や思考などの認知機能が低下した状態で、脳への刺激が不足すると、ますます自分で物事を考えなくなってしまいます。

過度な刺激は避けたいものの、脳への刺激にはほどよいバランス感が必要です。食事づくりが得意だった認知症の親に、料理の手伝いをさせている子どももいます。

認知症が一気に進まないようにするためには、脳への刺激不足は避ける必要があります。

環境が急に変化した

認知症は適応能力が低下するため、環境の急激な変化はできる限り避けたいものです。環境の変化に脳が対応できず、認知症の進行を加速させることがあるからです。

ただし、子どもの転勤などによる引っ越しでやむを得ず環境の変化が起こる場合はあります。どうしても環境を変える必要がある場合には、引っ越し前に一度引っ越し先に行ってみるなどして、少しずつ慣らしていく工夫も必要でしょう。

環境の変化は引っ越しによるものだけではありません。けがや病気によって入院した場合にも、認知症が進んでしまうケースがあるので注意しましょう。

脳や体の別の病気を発症した

認知症を患っている場合、新たな病気の発症は避けたいところです。認知症の方は脳内に変化が起きることによって、症状が一気に進む可能性があるからです。

後述するように、規則正しい生活リズムと適度な運動で体調を常に整えておくようにしましょう。

また、認知症の症状が一気に進んだと感じた場合には、別の病気を発症していないか確かめるためにも、かかりつけ医やもの忘れ外来を受診する必要があります。

日常で過度なストレスを受けている

日常生活で過度なストレスを継続的に受けていることも、認知症が一気に進む原因です。健康な方でさえ、過度なストレスは心理面などに対する影響が大きいためです。

ストレスは下表のように心理面、身体面、行動面に影響してしまいます。

心理面イライラ、気分の落ち込み、活気がなくなる、不安になる
身体面肩こり、食欲低下、不眠
行動面飲酒量の増加、ミスが多くなる

生きていく上で一定のストレスは避けられませんが、度を越えてストレスがかかると認知症が一気に進む原因になるので注意しましょう。

行動が制限された

認知症の症状には、記憶障害や注意障害の他に徘徊、暴言、失禁などがあります。近所を何度も徘徊するたびに、本人が戻って来られず探し回らなければならない方もいるでしょう。

認知症による症状で周囲に迷惑をかけるようになると、つい周囲の方も認知症で何かしてしまうのを防ごうと行動を制限しがちになってしまいます。行動を制限されると、本人のやる気の低下につながるでしょう。

行動の制限と本人のやる気の低下で悪循環に陥ると、次回からの行動を本人自らやめてしまい、認知症が一気に進む原因になってしまいます。周囲の家族が付き添って、本人がある程度自由に行動できる機会をつくるようにしましょう。

家族や周囲の人にミスを責められた

認知症が進むと問題行動が多くなります。認知症患者は何度も同じ話を繰り返し、ときには排せつで失敗することもあるでしょう。

家族や周囲からミスを責められると、本人にとってはショックです。年下からミスを責められると自尊心に傷がつき、活動レベルが低下して急激に認知症が進行する可能性もあるでしょう。

ミスをした場合には、感情的にならず次への改善を提案するように優しく指摘するのが大切です。意欲が低下しないように指摘してあげましょう。

認知症の種類による進行スピードの違い

遅いか早いか

認知症の原因になる病気の種類と一般的な進行スピードを下表にまとめました。

認知症の種類進行スピード
アルツハイマー型徐々に進行
レビー小体型調子のいいときと悪いときを繰り返し緩やかに進行
脳血管性急に発症して段階的に進行
前頭側頭型比較的緩やかに進行

いずれも個人差があるので、進行スピードは人によって異なります。

アルツハイマー型

認知症の中でも最も多いのが、アルツハイマー型認知症です。アルツハイマー型では、症状が徐々に進行します。アルツハイマー型認知症の特徴として目立つのが記憶障害です。

周囲の方から見た、アルツハイマー型の特徴は下記の通りです。

  • つい最近のことを思い出せない
  • 物を置き忘れる
  • 同じ質問を繰り返す
  • 会話の中で間違った言葉を使う

時間認識、注意機能、段取りを決めるなどの機能に障害があります。

レビー小体型

レビー小体型認知症は、レビー小体という異常物質が脳に生じるために起こると考えられています。レビー小体型認知症の進行スピードは、調子のいいときと悪いときを繰り返し緩やかに進行します。

レビー小体型認知症は、アルツハイマー型と脳血管性認知症に次いで多くなっています。初期の段階では記憶障害は目立ちにくく、ある程度病気が進行してから症状が見られるでしょう。

脳血管性

脳血管性による認知症は、アルツハイマー型に次いで多くなっています。症状は、血管障害を起こした脳の部位によって異なります。進行スピードは、血管障害が生じるたびに段階的に進行します。

脳血管性認知症の特徴は下記の通りです。

  • 怒りっぽくなるなど人格が変化する場合も見られる
  • 運動障害、知的障害が見られることもある

血管障害を起こした脳の部位によっては、記憶障害が深刻でも計算力には障害が見られないこともあります。

前頭側頭型

前頭側頭型の認知症は、アルツハイマー型と同様に比較的緩やかに進行します。前頭側頭型認知症は、異常なタンパク質により脳が部分的に萎縮する病気です。脳が萎縮する箇所は、前頭葉か側頭葉のいずれかと考えられています。

前頭側頭型認知症の特徴は、50〜60歳代という比較的若い年代の方が発症しやすいことです。アルツハイマー型と間違えられやすく、見逃されやすいとされています。

認知症が一気に進む・急激に悪化するのを防ぐ方法

目覚まし時計

2024年3月時点で認知症を完治させる治療法は見つかっていませんが、進行を遅らせることはできます。認知症が一気に進むのを防ぐ方法は、下記の4つです。

  • 規則正しい生活を心がける
  • 日常生活に適度な運動を取り入れる
  • 周囲の人とコミュニケーションを取る
  • 脳のトレーニングを行う

健康な方も取り入れたい方法です。認知症の方と一緒に始めてみてはいかがでしょうか。

規則正しい生活を心がける

規則正しい生活を送れば心身のリズムが整うため、認知症の進行を遅らせることができます。毎日決まった時間に起床、就寝、食事するようにしましょう。

認知症が進行すると、睡眠時間が乱れて夜中に起き、昼に再び寝てしまうケースがあります。そのため昼夜が逆転し、生活リズムが乱れてしまうのです。

決まった時間に起床して、朝起きたら日光を浴びるようにしましょう。睡眠の質が向上し、夜もよく眠れるようになります。

日常に適度な運動を取り入れる

認知症だと、家の中に閉じこもりがちになってしまいます。毎日適度な運動をするようにしましょう。

生活習慣病には、肥満・糖尿病・高コレステロール症・高血圧などがあり、認知症に悪影響を及ぼす恐れがあると指摘されています。

適度な運動としては、ウォーキングが挙げられます。最も手軽で効果の期待できる方法です。他には水泳などもありますが、水泳の場合は溺れないか一緒に横にいるようにしてずっと見ていたほうがいいでしょう。

周囲の人とコミュニケーションを取る

周囲の人と積極的にコミュニケーションを取ることも、認知症が一気に進むのを防止する方法です。認知症だと1人きりの時間を過ごすことが多くなりがちです。

周囲の人とコミュニケーションを取って交流を深めると、脳への刺激となり認知症の進行を遅らせることにつながります。

コミュニケーションを取る相手には、同居家族よりも普段から話すことが少ない別居家族などがおすすめです。少し気を使うくらいの相手のほうが効果的といえるでしょう。

脳のトレーニングを行う

いわゆる「脳トレ」は、健康な方の間でも最近人気があります。脳のトレーニングを行うことは、認知機能の向上につながります。脳科学をはじめとした実際の医療現場でも、さまざまな作業療法が行われています。

その中に五感を刺激して認知機能の改善を目指す、認知刺激療法があります。日常生活の中で、料理やゲーム、音楽鑑賞などをすることで脳の活性化につながると期待されています。

趣味を持つことは認知症の進行防止にもなるので、積極的に行うようにしましょう。

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認知症に関するよくある質問

認知症

以下では認知症に関するよくある質問に答えていきます。

認知症が進むと最後はどうなる?

認知症の進行により、下記のような症状が表れます。

  • 今日の日付や時間が分からない
  • 今いる場所が分からない
  • 食事・入浴・トイレなどを自分1人でできない
  • 言葉を話すことができない
  • 記憶機能が失われ家族のことも分からなくなる
  • 運動機能が失われ歩くこともできなくなる

最終的には寝たきりの状態になってしまい、意思の疎通が図れないケースも出てきます。自分の考えを伝えることができないため、近くで見守る家族も困惑することでしょう。

どんな顔つき・症状が表れたら認知症と疑うべき?

認知症と疑うべき目安になる症状があります。初期の段階であれば自宅で介護できますが、症状が進むにつれて専門家である医師による治療が必要です。受診の目安となる顔つきと症状は下記の通りです。

  • やる気がなくなり顔つきが無表情になる
  • 悲しげな暗い表情になる
  • 生気を失った目つきになる
  • 顔が垂れて口角が下がる
  • 同じことを何度も話すようになる
  • 物を失くすことが多くなり、失くした場所を思い出せなくなる
  • 約束をすぐに忘れるようになる
  • これまでできていた家事ができなくなる
  • 日時や場所さえ分からなくなる
  • 性格や人格が変わってしまう

周囲の方が上記の点に気付いたら、早いうちにかかりつけ医に相談し、認知症専門医のいる「もの忘れ外来」などを受診するようにしましょう。

認知症の人にやってはいけないことは?

認知症の人は、自らできることが徐々に少なくなっていることへの自覚があり不安を抱えています。理解力は衰えつつあるものの、感情は残っています。

下記に示すことは、認知症の人にやらないようにしましょう。

  • びっくりさせない:驚かせないように、後ろから突然話しかけることはやめましょう
  • 急がせない:認知機能・判断機能が低下しているので混乱してしまいます
  • プライドを傷つけない:感情は残っているため責めないようにしましょう

他にも命令口調、怒鳴る、𠮟りつける、行動の制限などはできる限りしないようにし、人生の先輩として敬意を払うことが大切です。

認知症になりやすい人の口癖は?

口癖から認知症になりやすい人かがある程度分かります。以下の言葉を発する人は、比較的認知症になりやすいといえるでしょう。

  • 今の人はこれだから駄目だ
  • 今の若い人は駄目だ
  • 自分は自分で人は人
  • 今に比べれば昔のあの頃のほうが良かった
  • 自分は悪くない、社会が悪い

これらの口癖がある方は、柔軟な思考ができず頑固で自分の意見を変えようとしない傾向が見られます。上記の口癖は一例ですが、認知症かどうかの判断は専門医に相談するようにしましょう。

まとめ

レクリエーション

認知症が一気に進む原因には、脳への刺激不足や環境の急変、過度なストレスなどがあります。規則正しい生活や適度な運動、コミュニケーションを取ることなどが、認知症が一気に進むのを防ぐ方法です。

まだ認知症が進んでいない段階であれば、親の認知症対策として注目度の高い家族信託を利用できる可能性があります。家族信託は財産管理対策として有効な手段です。

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この記事を書いた人

ファミトラは「人生100年時代のコンシェルジュ」として、認知症による資産凍結だけでなく、家族の老後にまつわるさまざまな課題解決に伴走しています。介護や相続の他、遺言や任意後見・成年後見制度、生前贈与といったこれまでの対策に加わるかたちで、「家族信託」のサービスをあたりまえにすることを目指しています。

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